Profile

国内外の情勢 秋山孝の記録
2008年(平成20)

  • イージス艦が漁船と衝突
  • 北京オリンピック
  • 中国四川大地震
  • 中国製冷凍ギョーザ毒物検出
  • 原油高に物価高、「第3次オイル・ショック」
  • 福田首相辞任、麻生首相誕生
  • 秋葉原無差別殺傷事件
  • 岩手・宮城県地震
  • イージス艦と漁船衝突
  • 「崖の上のポニョ」大ヒット
  • 赤塚不二夫氏死去
2008年(平成20)・56歳

  • 中国・深?、イラストレーション協会終身名誉会長の称号を受ける
  • 中国・深?職業技術学院客員教授
  • グラフィス・ポスター・アニュアル’08・09金賞(3個)(ニューヨーク・アメリカ)
  • 個展:「秋山孝・19冊の豆本展」(池袋・マルプギャラリー)
  • 個展:「秋山孝メッセージポスター展 TOKI 1983 – 2008」(新潟・朱鷺メッセ)
  • 出版:「Chinese Posters」朝日新聞出版
  • 「Nipponia Nippon Poster Exhibition 2008」 アートメッセージ展(新潟・朱鷺メッセ)
  • 「19世紀から21世紀へのポスターデザイナーへのオマージュ」(メキシコシティ・ハラッパ)
  • 第1回シカゴ国際ポスタービエンナーレ(シカゴ)
  • 第10回メキシコ国際ポスタービエンナーレ (メキシコ)
  • 「日本人作家の100点のポスター」(ハラッパ・メキシコ)
  • 「Society of Illustrators 50th Annual Exhibition」(アメリカ・ニューヨーク)
  • 「第2回国際ソーシャル – ポリティカルポスタービエンナーレ」展(ポーランド・オシヴェンチム)
  • 「第7回大垣国際招待ポスター展」 (岐阜経済大学)
  • 「Ekoplagat’08 」(チェコスロバキア・Museum of Arts in Zilina)
  • 「箔力展」日本図書設計家協会(竹尾 見本帖本店)
  • 講演:メキシコ Autonoma 首都大学・UAM(メキシコ)
  • 講演:「絵の言葉(イラストレーション・アートとは何か)/JIA Talk 2008」(社)日本建築家協会
  • 講演:「地震支援プロジェクト」東京工芸大学 中野校舎
  • 特別講義:大阪成蹊大学
  • 講義:「なぜ美術大学を受験するのか?」(東京・東京都立工芸高等学校)
  • 「Universiade Shenzhen 2011ポスターデザイン」審査委員(深?・中国)
  • 「ビザ・オリンピック・オブ・イマジネーション」審査委員、 主催:読売新聞、ビザインターナショナル
2009年(平成21)

  • 米バラク・オバマ第44代大統領に就任
  • 北朝鮮が核実験、ミサイル発射
  • メキシコで豚インフルエンザ感染拡大
  • 民主党小沢一郎代表を辞任、新代表に鳩山由紀夫
  • 裁判員制度がスタート
  • 『つみきのいえ』米アカデミー賞短編
    アニメーション作品賞
  • 米自動車大手GM、クライスラーが経営破綻
  • 歌手のマイケル・ジャクソンさん急死
  • 新型インフルエンザが大流行、死者も増加
  • 事業仕分け、八ツ場ダム中止など新政権の政策続々と
  • WBCで日本が連覇。イチロー、松井秀もメジャーで活躍
●2009年(平成21)・57歳

  • グラフィス・ポスター・アニュアル2010金賞(2個)(アメリカ・ニューヨーク)
  • 「台湾ポスターデザイン協会 2009 Theme Exhibition」(台湾・台北)
  • 恩師・福田繁雄先生ご逝去1月11日
  • 講演:「自分が選んだ道だから」(長岡・長岡商業高校)
  • 秋山孝ポスター美術館長岡7月12日開館(新潟・長岡)
  • 個展:「秋山孝イラストレーションポスターin上海」(中国・松江美術館)
  • 個展:「秋山孝inバンコク」(タイ・バンコク)
  • 展覧会:「PICASSO x De FESTA 2009」展(徳島・徳島県立近代美術館)
  • 展覧会:「Voices in Freedom」メキシコ国際ポスタービエンナーレ企画展
  • 展覧会/講演:地震ポスター支援プロジェクト(東京工芸大学)
20010年(平成22)

  • 中国の国内総生産(GDP)、日本を抜き世界2位の経済大国に
  • 欧州の財政危機、ギリシャからアイルランドに波及
  • 中国の民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞
  • 中国の次期最高指導者に習近平氏
  • 尖閣諸島で中国漁船が巡視船に衝突、ビデオ流出騒ぎも
  • 参院選挙で民主党が大敗、ねじれ国会に
  • 普天間移設で日米合意鳩山内閣は辞職し菅内閣誕生
  • 宮崎県で口蹄疫の被害が拡大、全国を震撼
  • 小惑星イトカワから「はやぶさ」が帰還
●2010年(平成22)・58歳

  • グラフィス・ポスター・アニュアル2011金賞2個(2007年より計11個)(アメリカ・ニューヨーク)
  • 秋山孝ポスター美術館長岡が都市景観賞を受賞
  • 展覧会:「PICASSO x De FESTA 2009」展(徳島・徳島県立近代美術館)
  • 長岡商業高校創立100周年記念モニュメント「百年の風」完成
  • 個展:「秋山孝ポスター展2」(APM)
  • APM企画展:「中国ポスター展」
  • 展覧会:「Japan Blue Exhibition 2010 Tokushima」主催:徳島・ポスターギャラリー実行委員会(徳島)
  • 展覧会:メキシコ革命100年・独立200年記念 「Voices in Freedom」展 in 多摩美術大学(東京)
  • 展覧会:「カブン!ミックス」(多摩美術大学)
  • 展覧会/講演:地震ポスター支援プロジェクト(東京工芸大学)
  • 審査/講演:第2回シカゴ国際ポスタービエンナーレ 国際審査員(アメリカ・シカゴ)
  • 審査/講演:第43回島根県総合美術展 県外審査員、講演「美術館大学in島根」
  • 講演:ACA公開セミナー、ワークショップ(韓国・ソウル)
秋山孝
秋山孝
ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ

ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ

ワルシャワ国際ポスタービエンナーレは、1966年に第1回展が開かれ、組織委員長は、ユゼフ・ムロシュチャク(1910?1975)教授であった。世界で最も歴史あるポスターコンクールで、ワルシャワではショパンコンクールと対比されている。ここで日本のポスターデザイナーも数多く受賞し、国際デビューを果たし、評価された。ぼくも1986年に金賞を受賞し、大切なビエンナーレとして、それ以来、連続出品している。

朱鷺試験放鳥記念「空舞う、その日へ」

朱鷺試験放鳥記念「空舞う、その日へ」

2008年9月25日に新潟県佐渡市にて、朱鷺の野生復帰にむけた試験放鳥が行われた。 佐渡トキ保護センターは1998年に中国から友友(ヨウヨウ)、洋洋(ヤンヤン)の贈呈を受け、人工増殖をし120羽を超えた。 今回の試験放鳥を足がかりに、2015年には小佐渡東部に60羽のトキを定着させることをめざしている。その記念事業として、 日本グラフィックデザイナー協会会員による自然共生をテーマとしたポスター展「アートメッセージ展」と、 特別展示「秋山孝メッセージポスター展TOKI 1983 — 2008」が開かれ、1983年から2008年にかけて制作した朱鷺のポスター13点が展示された。 さらに、9月27日に福田繁雄、仲川純子、秋山孝3名の「記念トークショー」が行われた。残念ながら福田繁雄先生はその後ご逝去され、 最後のトークショーになった。デザインは、佐渡の民家の空に悠々と朱鷺が羽ばたく吉兆を表している。

秋山孝ポスター
秋山孝
ポスターの街とやま

「ポスターの街とやま」は、ポスター文化を大切にし、ポスタートリエンナーレを24年間続けている世界に誇れる豊かな街だ。 ポスターは人類がこれから考えたり、実行しなければならない重要な問題を人々に伝える機能を持っている。今回設置された、3基目のポスターギャラリー (ポスター塔)のメッセージイラストレーションポスターは、今回もシリーズとして、21世紀に解決しなければならない重要な問題「エコロジー」を 取り上げた。富山の街から見える立山連峰は世界で最も美しい山々だ。 そこからの恵みは計り知れない喜びと豊かな生活を与えてくれる。 毎日暮らしているとその恵みは、当たり前の出来事に思いがちだが、 遠くからの訪問者にとってはその美しさに驚きと感動をもって驚嘆の声をあげる。タイトルはやはり「Thanks Mountain」だ。 感謝の気持ちが沸き起こる。人間にとって自然が与える美の力は絶大なものだとあらためて再認識する。

第10回メキシコ国際ポスタービエンナーレ (メキシコ)
第10回メキシコ国際ポスタービエンナーレ (メキシコ)

第10回メキシコ国際ポスタービエンナーレ (メキシコ)
Chinese Posters

「Chinese Posters」が、
朝日新聞出版全国で発売

2008年10月30日に秋山孝著書「Chinese Posters」が、朝日新聞出版より全国で発売された。中国の建国初期から文化大革命期に制作されたポスターは、これまでほとんど美術研究の対象となっていなかった。そのことに疑問をもったことがきっかけで、2002年から6年間にわたって約300点のポスターを収集した。本の内容は、1949年中華人民共和国成立・1966年文化大革命を経て2008年四川大地震までの激動の中国現代史をポスターで見ることができる。

多摩美術大学授業・ポスター講評会(2009-06-12)

多摩美術大学授業・ポスター講評会(2009-06-12)
グラフィス・ポスター・アニュアル2010金賞(2個)(ニューヨーク・アメリカ)

グラフィス・ポスター・アニュアル2010金賞(2個)(ニューヨーク・アメリカ)。
沈黙の声

ポスタ?は、いったい何を語っているのだろうか。ポスターはメッセージを含んでいるビジュアル・コミュニケーション表現だ。大きな声で叫んではいない。ポスターは、音も出ないし声も出ない静かにそこに佇んでいる「沈黙の声」である。だからこそ熟考した含みのある「沈黙の声」が響き渡っているのである。聞こえない人には全く聞こえない。目で聞こえる人だけが理解できる。だから視覚芸術と呼ばれる所以なのである。

福田繁雄先生に捧げるオマージュ

福田繁雄先生に捧げるオマージュ

「”Homage Shigeo Fukuda” 古今図案師似顔挿絵之図福田繁雄」
Third International Biennial of Poster Bolivia
福田繁雄先生は日本の侍だ。彼は厳しさ、静けさ、そしてユーモアを兼ね備えていた。東京藝術大学でぼくは福田先生から多くのことを教わった。(2009年1月11日、クモ膜下出血で逝去された)

福田繁雄先生に捧げるオマージュ
講演:「自分が選んだ道だから」(長岡・長岡商業高校)

講演:「自分が選んだ道だから」(長岡・長岡商業高校)
秋山孝ポスター美術館長岡が開館

秋山孝ポスター美術館長岡が開館

2009年7月12日に「秋山孝ポスター美術館長岡」が開館する。秋山孝の出身地である新潟県長岡市に誕生する。美術館は歴史的建造物・旧北越銀行宮内支店を修復し、イラストレーションとポスターを国際的に研究し受発信するポスター美術館となる。目的・必然性・内容を大切にした展示を目指し、地元・小林虎三郎の教育精神を受け継いだ教育を大切にする美術館である。「美術館大学」という名で年に5回の講演会を行う予定である。

秋山孝ポスター美術館長岡が開館

2009年7月11日に秋山孝ポスター美術館長岡(APM)の開館式典が行われ、梅雨の時期に花火と共に突然晴れやかな日があらわれました。翌日の12日に美術館の扉が開き、市民が集い、賑やかさと華やかさがあるオープニングとなりました。
テープカット:左より秋山孝、牧野忠昌、豊口協、森民夫、久須美隆(北越銀行頭取)、勝井三雄、中島祥文(多摩美術大学教授・理事)
「秋山孝ポスター美術館長岡」の開館式典・オープニング

「秋山孝ポスター美術館長岡」の開館式典・オープニングに集い開館の喜びと未来について語り合う。左より 森民夫(長岡市長)、牧野忠昌(長岡藩牧野家17代当主)、秋山孝、勝井三雄(日本グラフィックデザイナー協会会長)、豊口協(長岡造形大学理事長)
挨拶

挨拶/中:高田清太郎(サポーターズ倶楽部会長)、左:田上紘三郎(サポーターズ倶楽部副会長)
「秋山孝ポスター美術館長岡」が開館
2009年7月12日に「秋山孝ポスター美術館長岡」が開館した。秋山孝の出身地である新潟県長岡市に誕生した。美術館は歴史的建造物・旧北越銀行宮内支店を修復し、イラストレーションとポスターを国際的に研究し受発信するポスター美術館となる。 目的・必然性・内容を大切にした展示を目指し、地元・小林虎三郎の教育精神を受け継いだ教育を大切にする美術館である。「美術館大学」という名で年に5回の講演会を行う予定である。ポスターデザインは、ポスターを掲示するメディアのポスター塔をモチーフとした。それを擬人化し、ポスター塔が帽子を取って声をあげてオープンを告げている。「秋山孝ポスター美術館長岡」のキャラクターとなった。
エコ&ピース十選(7)

日本経済新聞2010年(平成22)3月15日版 記事(文化)U.G.サトー「エコ&ピース十選(7)」
エコ&ピース十選(7)

「秋山孝inバンコク」カタログ

「秋山孝inバンコク」オープニングレセプション

「art4d」161号/2009年07月09日出版/Corporation4d Ltd./タイ

日本の1.4倍の広さを持つタイ王国において初個展を開催した。8月11日から8月23日まで首都バンコクのタイランド・ノウレッジセンターの会場だ。首都バンコクは、チャオプラヤー川が流れ、王宮と格式の高い寺院ワット・プラケオがそびえ建つ。展覧会のテーマは「ユーモア」だ。ユーモアは国際コミュニケーションの道具として重要で効果がある。ポスターのデザインはバンコクの名物トゥクトゥクだ。派手な外観の小型オート三輪にポスター塔を乗せてバンコクの夜を走る。そのイラストレーションを見ると、笑顔がやってきた。

シカゴは、五大湖の1つミシガン湖に面しているアメリカの大都市だ。第2回シカゴ国際ポスタービエンナーレ委員会から、国際審査員として招聘された。 審査員の他に第2回審査員展とシカゴ美術館大学で講演を行った。そのポスター「Takashi Akiyama in Chicago 2010」をデザインした。シカゴのギャング、アル・カポネと夜空の星の滴をモチーフとした。 秋山孝の講演の輝く知的メッセージの一滴が星からこぼれ落ちる知的ロマンを表現した。
国際審査員:左からR.オルビンスキ、エメック、F.キャスパー、秋山孝、P.シェア、H.マチス、M.グラナドス(シカゴにて)
第2回シカゴ国際ポスタービエンナーレカタログ
長岡商業高校創立100周年記念モニュメント「百年の風」完成
長岡商業高校創立100周年記念モニュメント「百年の風」完成

長岡商業高校創立100周年記念モニュメント「百年の風」完成