Profile

社会の出来事 秋山孝年譜
1988年(昭和63)

  • 第24回オリンピック・ソウル大会
  • イラン・イラク戦争全面停止
  • リクルート疑惑事件
  • 天皇陛下ご重体に陥る
  • 東京ドーム完成
1988年(昭和63)・36歳

  • 女子美術短期大学別科・講師(~1999)
  • 日本漫画家協会理事 (1988-1992)
  • 出版:「Bird Carving Takashi Akiyama」作品集
  • 出版:「Humour Posters Takashi Akiyama」作品集
  • 「ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞受賞作家3人展」

    (ワルシャワ・ヴィラノフポスター 美術館)出品
  • 「世界は笑う展」(ワルシャワ・カリカチュア美術館)出品
  • 「婦人百科」(NHK)出演
1989年(平成元年)

  • 1月7日天皇崩御。昭和が幕を閉じ、8日から平成へ
  • 天安門事件(血の日曜日)
  • ベルリンの壁、28年ぶりに消滅
  • サンフランシスコ大地震
  • リクルート事件で江副前会長逮捕
  • バブル経済ピーク(12月29日)
  • 東京イラストレーターズソサエティ設立
●1989年(平成元年)・37歳

  • 高澤学園・「デザイン学校設立」準備委員(~1990)
  • 「文芸春秋漫画賞」ノミネート
  • 第28回日本工業広告賞・銅賞(日本工業新聞社)
  • 個展:「秋山孝のバードアートウィーク展」(六本木・ストライプハウス美術館)
  • 出版:「Takashi’s Characters Book」作品集
  • 「セルフイメージ展」イスラエル美術館(イスラエル)出品
  • 姉・由美子(39歳)11月7日死去
1990年(平成2)

  • イラク軍クウェート侵攻
  • 東西ドイツ統一
  • ソ連ゴルバチョフ大統領就任
  • 11月ワレサ大統領就任(ポーランド)
  • 大阪花の万博開催
  • バブル経済崩壊
  • 第1回メキシコ国際ポスタービエンナーレ開催
1990年(平成2)・38歳

  • 多摩美術大学2部(デザイン科)非常勤講師(?1993)
  • 第8回FCC英文広告賞・産業広告部門・入賞
  • 個展「秋山孝のユーモアポスター展」(池袋・西武・アトリエヌーボー)
  • 個展:「秋山孝のトリエ展」(池袋・西武・ホビーハウスギャラリー)
  • 個展「秋山孝左手のことば展」(銀座・クリエイションギャラリーG8)
  • 個展「秋山孝展 ふなばし1990」(船橋・ワンパク王国)
  • 個展「秋山孝展 Signboards」(銀座・ギャラリーホワイトアート)
  • 出版:「秋山孝 左手のことば」作品集(日貿出版社)
  • 出版:「秋山孝の淡彩ABC」(日貿出版社)
  • 出版:「らくがき」
  • 特別講義:東京芸術大学大学院「情報特論」
  • 「ターナー・クリスマスコンテスト」審査委員(ターナー色彩)
    (以後「ターナーアワード」と名を変え現在まで審査員を継続)
  • 「じゃらん」表紙イラスト担当のちアートディレクション担当(1990~2007)
  • 「大分城島後楽園ゆうえんち」アトラクション制作
  • 秋山孝事務所、マッキントッシュ・コンピューター導入
1991年(平成3)

  • 雲仙普賢岳噴火
  • カンジー・インド元首相暗殺
  • ソ連、8月政変共産党も解体
  • バルト三国が独立
●1991年(平成3)・39歳

  • 創形美術学校・常勤講師(?1993)
  • 第16回トレンティーノ国際ユーモア アート ビエンナーレ・シサレ=マルコレッリ賞(イタリア)
  • 個展:「秋山孝ポスター」展(イタリア・アオスタ・メゾン=ガブリエール)
  • 個展:「秋山孝作品展 Gift to Earth ・ハートの巣箱」(新宿・東京ガス)
  • 出版:「屋根の上のこうのとり」(ファラオ企画)出版
  • 出版:「似顔絵入門のための対話」(共著)(ワンパク王国友の会)出版
  • 出版:「ハートの巣箱ーGift to Earthー」(アーバンコミュニケーションズ)
  • 出版:「Save Tokyo Bay」(船橋市漁業協同組合)
  • 出版:「CHOICE」(雑誌「イラストレーション」69号)審査委員
  • 「第6回大宮市民漫画展」審査委員(大宮市)現在まで審査委員を継続
  • イコグラダ・モントリオール、世界デザイン会議参加
  • 秋山孝事務所を新宿区下落合に移転
1992年(平成4)

  • 湾岸戦争
  • 南ア、アパルトヘイト体制終結
  • 佐川献金疑惑で金丸議員辞職
  • バルセロナ五輪
  • エイズ対策本腰
  • ソマリア飢餓深刻化
  • 山形新幹線開通
●1992年(平成4)・40歳

  • 多摩美術大学・非常勤講師
  • 第2回メキシコ国際ポスタービエンナーレ1992・栄誉賞(メキシコ)

    以後、毎回出品
  • 第3回ショーモンポスターフェスティバル(フランス)5回12回13回に出品
  • 個展「コンドームくんとエイズウィルスくん」(渋谷・ガーディアンガーデン)
  • 個展「EARTH DAY POSTERS」 (サンフランシスコ・Gallery PIAZZA)
  • 個展「秋山孝エイズポスター in Atomi」(跡見学園女子大学)
  • 出版:「Love & AIDS」(情報センター出版局)
  • 出版:「Art is Long,Life is Short」版画集・秋山孝+若尾真一郎
  • 「Japan Ecology Poster Exhibition in Warsaw/青葉益輝、秋山孝、UG.サトー、松永真」プロデュース(ポーランド)
  • 講演:「島根医科大学」
  • 講演:「跡見学園女子大学紫祭」
  • 「第1回グラフィック・アート3.3m2」(ガーディアン・ガーデン)

    審査員(1992~2001)
  • 兄・一男(48歳)6月18日死去
「ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞受賞作家3人展」(ワルシャワ・ヴィラノフポスター 美術館)

「ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞受賞作家3人展」
(ワルシャワ・ヴィラノフポスター 美術館)
秋山孝、キリッキ・サルミレン(フィンランド)、ロスマリ・ティッシュ(スイス)
秋山孝
秋山孝、手塚治虫、他

秋山孝、手塚治虫、他
秋山孝
「Bird Art Week」展覧会作品
秋山孝 (1989)

秋山孝 (1989)
「Bird Art Week」展覧会(六本木・ストライプハウス美術館) (1989)

「Bird Art Week」展覧会(六本木・ストライプハウス美術館)(1989)

創作者
創作者の苦しみは計り知れない。自分の創作を否定し疑い、そこからまた新たな作品を作り上げる精神的な重労働をしなければならない。それに耐えうる強い精神性を持たなければ、この創作は実現出来ない。強烈な集中力を持って日常を過ごす。それにひきかえ、自己が認めたものに対する満足感はこれもまた、計り知れないものがある。否定と肯定は繰り返しやってくる。振幅は大きくなるため静かで安定した状態を維持するのが困難になる。そうとうタフな精神構造がないと、肉体的病気や精神的病魔に襲われるため、自己制御が絶対的に要求される。追求しすぎると身体と心が破滅するので、ほどほどが大切だ。

「じゃらん」表紙(1990-2007)

「じゃらん」表紙(1990-2007)
「大分城島後楽園ゆうえんち」アトラクション制作 (1990)

「大分城島後楽園ゆうえんち」アトラクション制作 (1990)
作品を通して理解し合うことができる

こんなに外国のクリエイターたちとつき合い、友人が多くできるとは想像もしなかった。しかし、言葉は通じなくても、作品を通して理解し合うことができ、尊敬する念が湧くのだ。それは同じ創作者としてしか理解し合えない以心伝心や、阿吽の呼吸のようなものがある。そこには作品から受ける美的感動があり、気持ちが高揚する。日本人も外国人も全く変わらない、共通する芸術家魂があるのだ。

「らくがき」

「らくがき」
「秋山孝ポスター」展(イタリア・アオスタ・メゾン=ガブリエール)

「秋山孝ポスター」展(イタリア・アオスタ・メゾン=ガブリエール)
「秋山孝の淡彩ABC」(日貿出版社)

「秋山孝の淡彩ABC」(日貿出版社)
こどもメガネ?アンファン?オグラ

こどもメガネ・アンファン・オグラ
ストップエイズキャンペーン (1992)

ストップエイズキャンペーン (1992)

エイズをテーマとしたキャンペーン
日本で初めてエイズキャンペーンを東京・ガーディアンガーデンで行った。話題となった。秋となると大学の学園祭で呼ばれ、女子大、医大、一般大学などからシンポジウム、トークショーなどの出演依頼を多く受けた。また、テレビメディアなどにもよく取り上げられた。コンドームなどのキャラクターデザインが、エイズの難しい病気の理解を促すのに役立った。

渋谷・ガーディアンガーデン (1992)
「Love & AIDS」(情報センター出版局)

「Love & AIDS」
(情報センター出版局)
ストップエイズキャンペーン (1992)ロゴ
ストップエイズキャンペーン (1992)キャラクター