Profile

社会の出来事 秋山孝年譜
1997年(平成9)

  • 鄧小平・中国最高実力者の死去
  • ノーベル平和賞に地雷禁止NGO
  • マザーテレサ死去
  • ダイアナ王妃パリで交通事故死
  • 中国・香港がスタート、アヘン戦争以来

    155年の英国統治に幕を下ろす
  • ペルー日本大使公邸人質事件解決
  • 神戸で小学生殺傷事件
  • サッカーのワールドカップ・アジア地区予選で、日本が初出場決定
  • ヤオハン倒産
1997年(平成9)・45歳

  • 『八王子スーパー強盗殺人事件』捜査用告知ポスター制作・感謝状(警視庁)を受ける
  • 第12回ヘルシンキ国際ポスタービエンナーレ1997・栄誉賞(フィンランド)
  • コーニュ国際自然映画祭’99ポスター指名コンペ・1位(イタリア)
  • 個展:「TAKASHI AKIYAMA-JAPAN HUMOR POSTERS」 (チェコ・ウースティ・ステイト・ミュージアム&ライブラリー)
  • 個展:「Takashi Akiyama’s Eco Art 1997」(表参道・Gallery Piazza)
  • 出版:「Fax Art Tokyo-Helsinki」監修・作品集、CD-ROM(マルチメディア夢工房)
  • 講演:J.E.Purkyne in Usti nad Labem大学(チェコ)
  • 特別講義:京都精華大学
  • 「第13回読売広告大賞」審査委員(読売新聞社)(?2001)
  • 新宿区下落合4丁目にアトリエ完成(?2002)
1998年(平成10)

  • インド、パキスタンが核実験
  • アメリカ大統領不倫もみ消し疑惑で報告書公表
  • 金大中(キムデジュン)韓国大統領に就任
  • 長野オリンピック開催
  • 和歌山カレー毒物混入事件、4人死亡
  • ワールドカップ開催、日本初出場
●1998年(平成10)・46歳

  • 第77回ニューヨークADC国際展・Merit Award(アメリカ)
  • 個展:「TAKASHI AKIYAMA POSTER展」(大阪芸術大学芸術情報センター)
  • 個展:「Takashi Akiyama’s Eco Art 1998 My Globe」(表参道・Gallery Piazza)
  • 出版:「Takashi Akiyama Bird Carving」作品集(Art Box インターナショナル)
  • 展覧会:「多摩美術大学グラフィックデザイン学科・基礎デッサンプロジェクト」(ガーディアン・ガーデン)
  • 講演:「エイズポスターの表現をめぐって」京都精華大学
  • 講演:「秋山孝のイラストレーション学」大阪芸術大学/感謝状を受ける
  • 講演:グアテマラ国立美術大学(グアテマラ)
  • 講演:ハラパ・デザインコングレス(メキシコ)
  • 国際交流基金日本文化紹介派遣
  • 「第5回メキシコ国際ポスタービエンナーレ」(メキシコ)で国際審査員
  • 「全日本バードカービングコンクール’98」審査委員
    (日本バードカービング協会)以後現在まで審査委員を継続
1999年(平成11)

  • NATO軍、ユーゴスラビアを空爆
  • 単一通貨ユーロが誕生
  • コソボ紛争
  • 全日空機乗っ取り、機長刺され死亡
  • 海上自衛隊、初の海上警備行動
  • 新都知事に石原慎太郎氏
  • 中国産朱鷺の雛誕生
1999年(平成11)・47歳

  • 第10回国連賞・優秀賞(第42回ニューヨークフェスティバル)(アメリカ)
  • 長岡市より感謝状を受ける(新潟)
  • 個展:「秋山孝展」(銀座・ギャラリーイセヨシ)
  • 個展:「秋山孝展 Eco Art 1999」(銀座・ギャラリーイセヨシ)
  • 個展:「秋山孝ポスターの世界展・エコロジーとユーモア」(長岡・新潟県立近代美術館)
  • 個展:「Takashi Akiyama’s Eco Art 1999 The Sun」(表参道・Gallery Piazza)
  • コーニュ国際自然映画祭ポスターコンペティション(イタリア)で国際審査委員
  • 「大宮市ユーモアフォトコンテスト」審査委員(大宮市)

    1997より現在まで審査委員を継続
  • ソサエティオブイラストレーターズ(S.I)会員
    (A210)(1999?)
2000年(平成12)

  • ロシア原潜沈没118人死亡
  • パリ郊外でコンコルド墜落
  • 金大中韓国大統領、ノーベル平和賞
  • シドニー五輪
  • 三宅島噴火全島民避難
  • 小渕首相が緊急入院、政権交代、森内閣
  • 旧石器発掘をねつ造
  • 新潟不明少女、9年ぶりに保護
  • 「IT革命」が流行語となる
●2000年(平成12)・48歳

  • 多摩美術大学グラフィックデザイン学科・教授就任
  • 第11回CSデザイン賞実験部門・銀賞受賞
  • 第12回ショーモンポスターフェスティバル2001・入賞(フランス)
  • 個展:「秋山孝の近作ポスター展・エコロジーとユーモア」(名古屋・スペースプリズム)
  • 個展:「San Francisco Earth Day 2000 Eco Art Takashi Akiyama」(アメリカ・サンフランシスコ・Gallery Piazza)
  • 個展:「秋山孝ポスターの世界展2」(長岡・新潟県立近代美術館)
  • 個展:「あきやまたかし展・自然、子供、優しさ」(船橋・ふなばしアンデルセン公園 子ども美術館)
  • 個展:「San Francisco Earth Day 2000 Eco Art Takashi Akiyama」(表参道・Gallery Piazza)
  • 個展:「上組こだま美術館・秋山孝と子どもたち展」(長岡・新潟県立中央図書館ギャラリー)
  • 出版:「The Great Characters-8」作品集
  • 出版:「Takashi Akiyama’s Dictionary (3)」版画集
  • 出版:「Takashi Akiyama’s Dictionary (4)」版画集
  • 講演:上組小学校「美術とデザイン」(長岡・新潟)
  • 日本広告学会(JAA)会員(2000?)
J.E.Purkyne in Usti nad Labem大学(チェコ)

J.E.Purkyne in Usti nad Labem大学(チェコ)
新宿区下落合4丁目アトリエ

新宿区下落合4丁目アトリエ
インド核実験反対

インド核実験反対

個人のメッセージをビジュアル表現することは、今に始まったことではない。たとえば、フランスのドーミエ(1808-79)は、民主運動の進むパリで印刷メディアの風刺雑誌「カリカチュール」や「シャリバリ」で社会の問題を独自のイラストレーションで表現した。ドイツでは、急速な産業革命の進行と第一次大戦の危機に揺らぎながらグロッス(1893-1959)は、人間の批判的良心を描いた。また、アメリカのベン・シャーン(1898-1969)は、アメリカの良心とよばれ死の灰の福竜丸事件をテーマに表現した。現代では、1999年に亡くなったイギリスのポール・ピーター・ピーチ(1920-1999)は、少部数印刷で個人的メッセージをポスターで発信し続けた。ぼくのアトリエにはピーチの代表作ガンジーのポスターがいつも壁に掛けてある。 今回の「インド核実験反対1998」のポスター作品は、「インドの知性」ガンジーが怒ってNo!と言っている姿をデザインした。ニューヨークフェスティバルで「国連賞」を受賞した。

「Fax Art Tokyo-Helsinki」カタログ

「Fax Art Tokyo-Helsinki」
カタログ
J.E.Purkyne in Usti nad Labem大学(チェコ)
コンセプチュアルイラストレーションプロジェクト’98(多摩美術大学・王子ペーパーショップ銀座)

コンセプチュアルイラストレーションプロジェクト’98
(多摩美術大学・王子ペーパーショップ銀座)
地雷廃絶日本キャンペーン

地雷廃絶日本キャンペーン
Takashi Akiyama Bird Carving

Takashi Akiyama Bird Carving
Eco Art 1999 The Sun(表参道・Gallery Piazza)

Eco Art 1999 The Sun
(表参道・Gallery Piazza)
「秋山孝ポスターの世界展」
「秋山孝ポスターの世界展」

「秋山孝ポスターの世界展」(長岡・新潟県立近代美術館)

1999年から2001年の3回に渡って「しなのがわ音楽祭」の企画として、「秋山孝ポスターの世界展」が新潟県立近代美術館で開催された。これを機に、約500点の作品が長岡市の「秋山長岡コレクション」となった。

国際コミュニケーションのツール

国際コミュニケーションのツール

ポスターアートの魅力は、分かりやすさにある。伝えたい内容を誰もが理解でき、そこから生まれた美しい芸術的表現を身近に楽しむことができる。ある時は、そのポスターの役割が文化的イベントであったり、商品広告であったり、強烈な社会的メッセージであったりする。また、ポスターには、かならずその時代を代弁する記録的な要素があり、その時代を越えることはない。印刷というメディアを通過するために絵画とは異なり複製される印刷メディアの軽快なフットワークを感じざるを得ない。さらに現代の輸送システムの結果どこでも気楽に配送でき、インターナショナルなコミュニケーションのツールだ。

「秋山長岡コレクション」カタログ

「秋山長岡コレクション」カタログ