Profile

社会の出来事 秋山孝年譜
1982年(昭和57)

  • フォークランド紛争(英・アルゼンチン紛争)
  • ホテルニュージャパン火災、33人死亡
  • 日航機、逆噴射で羽田空港沖海面に墜落 24人死亡
  • 上越新幹線開業(新潟・大宮間)
  • コピーライター人気
  • コンピューターグラフィックスへの関心が高まる
1982年(昭和57)・30歳

  • 第4回NAAC展・TGC賞 (銀座・セントラル美術館)
  • 個展:「鳥類保護のためのポスター展」(代々木・ギャラリーごーしゅ)
  • 出版:「バードカービング」共著・日本鳥類保護連盟編(講談社)
  • 出版:「Little Museum」作品集
  • バードカービングクラブ発足
  • 「秋山孝事務所」設立
  • 豊島区目白に転居
1983年(昭和58)

  • 東京ディズニーランド(浦安)開園
  • 田中元首相に実刑判決
  • 大韓航空機撃墜事件
  • おしんブーム
  • 第1回JACA日本イラストレーション展
  • イラストブーム・ヘタウマ調
  • 写真週刊誌フォーカスブーム
●1983年(昭和58)・31歳

  • 日本ボーイスカウト埼玉県連盟川口第七団より感謝状を受ける
  • 「第5回ラハティ国際ポスタービエンナーレ」
    (フィンランド) 以後、毎回出品
  • 「第7回アンコーナ国際スポーツユーモア画展」
    (イタリア・アンコーナ)
  • 「昭和59年度全国愛鳥週間ポスターコンクール」
    審査委員(環境庁)以後1987まで
  • 豊島区西池袋に転居
1984年(昭和59)

  • 第23回オリンピック・ロサンゼルス大会
    (初の民間運営が大成功)
  • グリコ森永脅迫事件
  • 植村直己、アメリカマッキンリーで遭難
  • ガンジー暗殺
  • コンピューター低価格、デザイン制作現場CAD導入高まる
1984年(昭和59)・32歳

  • すいどーばた美術学院(デザイン・工芸科)専任講師となる(~1989)
  • アフリカ統一機構21周年記念『アフリカ自然保護ポスターデザインコンテスト』 チュニジア大使館賞
  • 第5回NAAC展・NAAC奨励賞(銀座・セントラル美術館)
  • 個展:「秋山孝のトリエ展」(池袋・西武・ホビーハウスギャラリー)
  • 個展:「秋山孝個展」(六本木・AXIS・青画廊)
  • 出版:「バードウォッチング図館」(凱風社)
  • 出版:「自然食」共著(現代書館)
  • 出版:「バードカービング」講座テキスト(日本ヴォーグ)
  • 「日本グラフィックデザイン・ニューヨーク展」(アメリカ)に出品
  • 「日本・オランダ通商375周年記念総合日本展’84 (Japan Rotterdam’84)」 (オランダ) に出品
  • 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員
  • 長女・花、生まれる(2月13日国際聖母病院)
1985年(昭和60)

  • ソ連、ゴルバチョフ共産党書記長に
  • つくば科学万博開催
  • 日航機ジャンボ墜落事件
  • 田中角栄入院
  • 関越道、長岡東京間全通
  • メキシコ大地震
●1985年(昭和60)・33歳

  • 第24回消費者のためになった広告コンクール・新聞広告優秀賞(日本広告主協会)
  • 国連40周年記念国際ポスターデザインコンテスト・国内佳作(国連主催)
  • 「Images for Survival・日米平和ポスター展」(アメリカ・ニューヨーク、他)
  • 「第1回世界ポスタートリエンナーレ トヤマ」(富山県立近代美術館)3回7回8回展出品
  • 出版:「吉本隆明」共著(現代書館)
  • 「おしゃれ」資生堂提供(日本テレビ)出演
  • つくば科学万博、ブラザーアベニュー壁面デザイン
  • 豊島区目白に事務所を転居
1986年(昭和61)

  • ソ連チェルノブイリ原発で爆発
  • 米、英で円の急騰、日本では円高不況
  • スペースシャトル「チャレンジャー」が発射直後爆発、乗員7名全て死亡
  • ダイアナフィーバー
  • 三原山噴火
  • 多摩美術大学創立1/2世紀の軌跡「Graphic Design TAMA」
  • 前衛芸術の日本展
  • 日本のイラストレーション1986展(西武アート・フォーラム)
●1986年(昭和61)・34歳

  • 多摩芸術学園(デザイン科)非常勤講師(~1989)
  • 第15回日本漫画家協会賞・優秀賞(日本漫画家協会)
  • 第11回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ・金賞(ポーランド)以後毎回連続出品
  • 第12回ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ・アルティア賞 (チェコスロバキア)以後毎回連続出品
  • 個展:「秋山孝のユーモアポスター展」(渋谷・109 Gee Club)
  • 「第4回国際政治ポスターコンクール」(ソ連・モスクワ)
  • 「現代日本漫画展インポーランド’86」(ワルシャワ カリカチュア美術館)プロデュース・出品
  • 「日本のポスター展」招待出品(台湾・台北市立美術館)
  • 次女・文、生まれる(6月22日、国際聖母病院)
1987年(昭和62)

  • 国鉄、分割民営化により7のJR新法人へ
  • 新生JRスタート
  • エイズ汚染が深刻化
  • ゴッホ「ひまわり」58億円で落札
    (ロンドン)安田火災
  • 東京芸術大学100周年記念展
  • 東京タイポディレクターズクラブ結成
●1987年(昭和62)・35歳

  • 日本漫画家協会(JCA)会員
  • 日本図書設計家協会会員(SPA)会員
  • ニューヨークADC国際展・Merit Award(アメリカ)(1987-2001)
  • 個展:「秋山孝の遊鳥展 in 高崎」(高崎・山徳記念館)
  • 「第16回日本漫画家協会賞」選考委員(1987-1990)
  • 「第1回ユーモア広告大賞」(読売新聞社)企画運営委員・選考委員 (1987-1993)
  • 「ふなばしワンパク王国」(現アンデルセン公園)アートディレクター(船橋市公園協会)(1987?)
  • 板橋区東新町に自宅を転居・豊島区西池袋に事務所を転居
「バードカービング」(講談社)

「バードカービング」(講談社)
Poster Exhibition’83(電通ギャラリー)コメント:福田繁雄

Poster Exhibition’83
(電通ギャラリー)
コメント:福田繁雄

「ライバル」
「4+1」展(1981)の4人展の後、電通ギャラリーで、藤掛正邦が企画した秋山孝、蓮見智幸、日比野克彦の4人展「Poster Exhibition’83」を開催した。ぼくたち東京藝術大学大学院の指導者である福田繁雄先生のコメントに書いてあるように、それは的確なメッセージであった。それぞれの個性は今もなお創作をし続け、全員大学の教授になった。当時、日比野克彦の人気が高く、来館者のほとんどが日比野ファンが圧倒的で、残りのぼくたちは、腹立たしい気持ちで電通ギャラリーで佇んでしまった。福田先生はいつも新しい造形の波は同じジェネレーションが作り出すもので「ライバル」のエネルギーを強調し、意識を高めさせる手法をとっていたのかもしれない。

「バードカービング」講座テキスト(日本ヴォーグ)

「バードカービング」講座テキスト
(日本ヴォーグ)
バードカービングクラブ展覧会カタログ

バードカービングクラブ展覧会カタログ
「バードウォッチング図館」(凱風社)

「バードウォッチング図館」(凱風社)
「自然食」(現代書館)(1984)

「自然食」(現代書館)(1984)
秋山孝(1984)

バードカービング

自然・野鳥保護活動で生まれたバードカービング・アートは木で鳥を彫刻し、自然保護と芸術が融合したものだ。発足したのは1979年に松田道生、且原純夫、秋山孝によって始まった。バードカービングクラブから現在は、バードカービング協会が設立され内山春雄が会長をし活動している。毎年大きな展覧会と審査を行い活気のある創作を行っている。リアリスティック・バードカービングからクリエィティブバードカービングまで範囲は幅広い。

すいどーばた美術学院・講師時代(1985)田中信行、甲賀正彦、佐藤可士和、金原次郎、永瀬公彦、玉川竜、他

すいどーばた美術学院・講師時代(1985)
田中信行、甲賀正彦、佐藤可士和、金原次郎、永瀬公彦、玉川竜、他
すいどーばた美術学院・講師時代 若尾真一郎、宮田亮平、山崎稔、阿部定、秋山孝、他

すいどーばた美術学院・講師時代
若尾真一郎、宮田亮平、山崎稔、阿部定、秋山孝、他
「吉本隆明」(現代書館)

「吉本隆明」(現代書館)
Line (1985)

Line (1985)
バードカービング・水面 (1985)

バードカービング・水面 (1985)
ワルシャワ・ヴィラノフ・ポスター美術館,ポーランド(1986)

ワルシャワ・ヴィラノフ・ポスター美術館,ポーランド(1986)
ワルシャワ・カリカチュア美術館館長エリク?リピンスキ(1986)

ワルシャワ・カリカチュア美術館館長エリク・リピンスキ(1986)
第11回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ・金賞 Wild Life - Help (1986)

第11回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ・金賞 Wild Life – Help (1986)

1986年は、ぼくにとってエポックメーキングな年だった。ワルシャワに縁があった。それは2つの展覧会が行われたからだ。ひとつは「ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ」で金賞を受賞した。もうひとつは「現代日本漫画展インポーランド’86」のプロデュースと出品をした。その後も隔年、ワルシャワに行くことになった。首都ワルシャワのポーランドは、第一次世界大戦後の1918年に独立したが、第二次世界大戦ではナチス・ドイツとソ連の侵略を受けて再び国土が分割され、戦後の1952年に人民共和国として国家主権を復活、1989年に社会主義国家からドラスティックに変わり民主化を果たした。

スズメ雛 (1986)

スズメ雛 (1986)
Love Peace(1986)

Love Peace(1986)
船橋市公園協会キャラクター

船橋市公園協会キャラクター