なにもないところから、なにかを作り出す。無から新しいなにかへ、それが創作だ。それは発明だったり、発想だったり、料理だったり、時には嘘だったりすることもあるだろう。 「100年後まで残る漢字を作ってみませんか」をテーマに、某新聞社が主催する創作漢字コンテストがある。現代日本の生活や世相を、創作した漢字1文字で表すのだ。もちろん読みや意味も審査対象に含まれる。受賞作品はどれも遊び心があっておもしろい。 元々日本では、国字(こくじ)が作られてきた。古くに作られたものでは、峠や畑、榊などがある。