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制作年
多摩美術大学博士課程展2020

Date :   2019
Size :   1030 x 728 mm (B1)
Client :   多摩美術大学
Keyword :   
Color :   グレー

第17回多摩美術大学博士課程展は、2001年度に開設し今年で17回目を迎え、5名の学位取得者を出すことになった。

 

美術・デザインにおける創作と理論の両面において高度の素質を備えた人材の養成を目的としている。

 

会期は2020年3月4日(水)~23日(月)まで多摩美術大学美術館で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響に伴い中止となった。

 

だが、中止になるまでの間、ポスターは告知の機能を果たした。

 

連作となる一方のデザインは、安土桃山時代の侘び茶の地味な配色を強調し、千利休の全身のシルエットから「目に見えないものを大切にする」イメージを作り上げた。

 

さらに顔面前の無彩色による三角形の集合体が、心の中の静まり返った意志と情熱に満ちたものを感じざるを得ないだろう。