多摩美術大学博士課程展2017は14回目を迎えた。
今回は日本画1名、工芸1名、イラストレーション2名が博士となった。
日程は3月8日から3月23日まで多摩美術大学美術館で開催された。
美術大学の特徴を活かして博士課程は論文と作品で審査される。
主査、副査は理論と実技の教員で構成されている。
ぼくの指導した柏大輔の題目は「イラストレーションにおける〈異型〉のイメージ作りのための方法試論」で、永田香は「ヴィーガニズムとリレーショナルアート」である。
この2名が博士になったことは、指導者にとって誇らしいものとなった。
デザインは馬の体内の骨も描かれ本質的な意味を表現し、知識の問題を乗り越えることをイメージした。