2016年7月9日から9月24日まで、APMで開催した秋山孝の神秘2の2点シリーズの1点のタイトルは「点と線・面・骨」である。
講演会テーマは「点と線」で、サブタイトルは「形を失う形の活用の思考」の考察とした。
その内容のイントロダクションとして、31歳の若さで没した19世紀のフランスの画家ジョルジュ・スーラを取り上げた。
スーラは光学的理論を取り入れ、点描という技法を生み出した。
彼は、従来の空間とは異なり、光学的な視点で平面上における空間の概念を発見した。
その考え方をもとに、核医学検査の骨シンチグラフィで撮影した秋山孝の写真を活用し、点によってできる表現を使い、今回のポスターを制作した。