京都大学名誉教授・黒岩澄雄先生に奈良にある関西文化芸術学院でお会いしたのが春だった。
その日はとくに清々しいく爽やかな日だったので桜前線が話題になった。
すると先生が「桜前線」の名付け親は私です。
目の当たりにして嬉しくなった。
本物に出会った喜びだった。
ソメイヨシノの開花前線のことを意味するということだ。
ぼくの桜といえば長岡の悠久山だ。
やや遅い桜前線だが越後に春がやってくる喜びだ。
桜は、咲いて一瞬のうち散るはかなさが美しいと思っている。
高田公園、村松公園、大河津分水桜並木もみごとだ。