他からの支配や拘束、強制を受けずに、自分の意志や本性に従うことを自由という。 この自由(freedom、liberty)とは、明治になって外来語を日本語に置き換える際に用いられ、広く知れ渡るようになった。 一方仏教用語の自由とは、「由」はよる、もとづくという意味があり、「自らによる」「自らにもとづく」となる。つまり、他のものをよりどころとせず、自らをよりどころとせよといっているのである。他に、解脱した状態の事を自由と呼ぶ場合もある。