万一の場合や将来のために蓄えておくこと、また蓄えたもののこと。 世界は1973年、1979年と2度にわたり石油危機を経験し、これにより1974年にIEA(国際エネルギー機関)が設立され、「石油の90日備蓄」が提唱された。 これは前年輸入量の90日に相当する石油をIEA参加国が各自備蓄するというもので、日本でも備蓄基地が建設された。 現行の日本の石油備蓄制度は、国家備蓄と民間備蓄の二本立てで、国家備蓄が98日分、民間備蓄が79日分となっている(2008年5月現在)。