樹木につく果実で、食用の果実を果物という。果実は、花の一部分が肥大したものだ。 イチゴやトマト、スイカなど草になる果実(草本性植物)は果物と野菜の境界線上にあり、語源的には果物に含まれない。農林水産省の定義においても、樹木になる果実のみを指している。 元々は「木の物」という意味で、木の実を指す。くだものの「く」は木を意味しており、「だ」は助詞で木になったものという意味。 漢字の「果」は木に実がなっている様子を表した象形文字である。