空間の中で自分がどこにいるのかということを認識することができる、方向に関する観念のこと。この方向感覚が鈍いと、方向音痴となる。
方向音痴な人は、周辺の状況から方角を判断することが苦手だったり、必要な情報が得られても誤った判断をしてしまったり、地図を見ても現在位置を見つけることが下手という特徴がある。
方向感覚を良くするためには、視覚認知と空間認識を鍛える必要がある。
空間認識は物の形や位置関係などを認知する能力のことで、目をつぶって目的の場所まで何歩でたどり着けるかということを自宅などで練習することで鍛えることができる。
視覚認知は見たものを覚えて図解を認識する能力で、記憶力のようなものである。パズルをやったり、写真などの間違い探し(アハ体験やウォーリーを探せなど)、瞬間数字記憶練習などがある。