忍耐のいる仕事など、苦難をこらえることをいう。 「一寸延びれば尋延びる(いっすんのびればひろのびる)」ということわざがある。 当面の困難や苦労を耐え忍んで切り抜ければ、それから先は楽になってうまくいくという意味である。 「一寸(いっすん)」は約3cm、「一尋(ひとひろ)」は六尺(約180cm)で、一寸延ばすことができれば、その先で一尋延ばすことにつながるかもしれないという意味で、「一寸延びれば尋」「一寸延びれば尺」ともいう。