新しく物事を試みることをいう。 試みとは、ためしにやってみること、こころみることで、試験や試食、試飲という意味もある。 また、雅楽の試演や試楽を意味する。 試楽(しがく)とは、公事(くじ、くうじ:公式のこと、政務、儀式)や祭礼などで行われる舞楽の予行演習のことである。 なかでも平安時代の石清水八幡や加茂神社の臨時祭の前に清涼殿の前庭で行われた、東遊(あずまあそび:雅楽の一種)や神楽を天覧(てんらん:天皇が観賞すること)に供した宮廷行事をいう。