今世界中から日本料理が注目されている。和食、日本食というと、寿司、刺身、天ぷら、蕎麦が代表的だが、海外での寿司ブームは記憶に新しい。
そこから発展して、カリフォルニアロールなどその国に合った独自なものも登場した。生の魚を食べることに抵抗があった人々も、そのヘルシーさが注目され、海外でもマグロが多く食べられるようになった。
最近では、ラーメンが人気を博している。これらを受けてか、「和食」が世界遺産候補になっている。
もともと料は「米」と「斗」を合わせて「計る」、理は「おさめる」という意味で、あわせて「物事を適当に処置する」「世話をする」という意味の漢語。ここから現在の意味に転じて用いられるようになった。