一緒に物事をする人、職業や地位が同じ人をいう。 近世において商人や職人(商工業者)が、お互いの利益を守るために結成した同業組合のことをいう。なかでも幕府や藩から正式な許可を得た(公許)ものは、「株仲間」と呼ばれた。 メンバーの人数は限定だったため、加入権を株とし、譲渡や売買が行われた。規約や役員を決めて寄合(よりあい:集まること)を行い、公儀への金品の上納などと引き換えに、営業上の保護と特権が与えられた。