写楽、生誕200年を記念するポスター展の作品である。 東洲斎写楽になりかわって「大童山土俵入」を描いた。 ユーモアたっぷりな大童山は、地球を手にしたエコロジー土俵入が得意で、現代のファンを楽しませている。 ぼくの作品を語るときに、江戸時代の浮世絵の芸術性や日本の独創性などから色濃く影響を受けていることを言わざるを得ない。 そのシンプルでみごとな線描、カラフルで大胆な色面、それに印刷技術はグラフィックデザインの基本であり、 ぼくの教科書のようなものだ。