1993年に基礎デッサンのプログラムをスタートしてから23年目を迎えた。
本年2015年は 「静物-1」と題した展覧会を多摩美GDプレゼンテーション・ギャラリーで4月14日から28日まで開催した。
描くための画材や技術、そして表現の広がりとなるイスムへの展開を学び、静物画の本質を理解する。
そのことによって、グラフィックデザインの表現の基礎能力を高めることを目的としている。
展覧会告知ポスターデザインは、ピカソ、ブラックのキュビスムの静物画(20世紀初頭)の研究をもとに多視点をもつ描法をもとに描いた。
色彩は、あくまでも二人の静物画に使われた基本的なものだ。
ルネサンス以来の一点透視図法を超えている表現となっている。