「秋山孝ポスター展4」は、越後をテーマとした「越後百景十選」(10点)をメインに展示した。
以前からぼくは、故郷の越後をモチーフとした「越後百景」を制作しようと考えていた。
越後は、まだまだ計り知れない魅力とその美しさに満ちあふれている。
そこには、奥深い歴史と人間性のある生活から出てくる独特の表情と、その自然による地形や人が育んできた文化があるからだ。
江戸の浮世絵師、北斎や広重とは少々異なるが、現代のメディアであるポターで越後の美を表現したいと制作した。
ポスターデザインは、歴史ある建物が残る長岡市摂田屋、機那サフラン酒本舗(創業者:吉澤仁太郎)の豪奢なエントランスと母屋それに明治44年の木製看板も描た。