古来から人々の間で語り継がれている、神を中心とした物語のこと。 宇宙・人間・文化などの創造や起源をはじめとする自然・社会現象を、英雄や超自然的存在(神)などと関連させて説明した説話である。 中でも自然現象や自然物の起源などを説明した神話を自然神話と呼び、神話の起源・成立・発展・分布などを研究する学問を神話学(英mythology、ミソロジー)という。 日本では古くは「神語(かんたがり)」といい、『古事記』、『日本書紀』、『風土記』などの上代古典に登場する神々の物語を指す。