めぐりあうことをいい、邂逅(かいこう)ともいう。 百人一首の第57番紫式部の、「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」という和歌がある。 久しぶりに会えたもののその姿を見たかどうかもわからない内に、まるで雲に隠れてしまう夜更けの月のようにあなたはあっという間に帰ってしまいましたね、という意味である。 これは久し振りに会った幼馴染のことを詠んだもので、懐かしく思う気持ちが感じられる。