遠い方の道を回って行くことで、迂回、回り道ともいう。また、かけなくてもいい手数をかけること、そのさまをいい、迂遠(うえん)ともいう。 「急がば回れ」ということわざがある。 急いで物事を成し遂げようとする時は危険をはらんだ近道を行くよりも、安全で確実な遠回りを行く方が間違いがないという意味である。 慣れない近道を行くと、道に迷ったりして遅くなる可能性がある。それよりは時間や手間がかかっても回り道を行った方が、最終的に早く目的地に着けるというもので、「急がば回る」「急ぐ道は回れ」ともいう。