人は誰でも、自慢をすることがある。自分に関係する事柄を褒めて、他人に話す。この時、話し手は夢中になって話し、聞く側はそれを頷きながら聞くという構図になりがちだ。
この自慢をするという行為には、実は隠された心理が潜んでいる。それは、劣等感だ。
例えば自分の知識をやたらとひけらかす人がいるが、こういうタイプの人は、どこかで自分の本当の能力や技量に対して劣等感をもっていたり、他人に劣るのではないだろうかという不安を抱いている場合が多い。
自慢話ばかりを聞かされるのは楽しいこととは言い難いので、自慢話をする時はほどほどにするよう心掛けたいものだ。