物体に働く力と運動との関係、あるいはその変化との間の関係を研究する物理学の一部門のこと。 運動や変化が生じない複数の力の平衡関係を論ずるものを静力学(statics)、運動と力の関係を論じるものを動力学(dynamics)、運動だけを論じる運動学(kinematics)がある。 ガリレイとニュートンによって古典力学が完成され、その後熱学や電磁気学が確立されると熱力学・電磁力学が発展し、統計力学や量子力学、相対論的力学が開かれた。 狭義では、古典力学を指す。