琉球王国時代の沖縄で発祥した武術のこと。 古来から伝承されてきた格闘技「手(テー、ティー)」が、14世紀後半に中国から伝来した中国拳法の影響を受けながら現在の形へと発展してきたと考えられている。 明治初頭の沖縄では「手(テー、ティー)」あるいは「唐手(トーデー、トゥーディー)」と呼ばれていたが、中国(唐)の拳法に学んだということから「カラ・テ」と読むようになり、その後武器を持たないことを意味する「徒手空拳」の「空」が「唐」の字に置き換わって「空手」になったとする説が一般的である。