二つ揃ってひと組となるもの、二個で一組となるものをいう。 神社や寺院の入り口や拝殿・本殿の左右に一対で置かれている狛犬は、魔除けと考えられている。 インドなどの中央アジアのライオンが起源であるとされ、それが朝鮮の高麗(こま)より伝来したことから「狛犬(高麗犬:こまいぬ)」と呼ばれるようになったといわれている。 伝来当初は左に獅子、右に狛犬を一対としていたが、現在では違いはなくなり両方とも狛犬と呼ばれるようになった。