紀元前1000年頃~紀元前960年頃に在位していた、古代イスラエル統一王国第2代の王。
ユダのベツレヘムに住むエッサイの息子(末っ子とされている)で羊飼いをしていたが、ある時サムエルという指導者がやって来て彼に油を注いだ。
これはイスラエルの初代の王であったサウルが、戦で神の命令に背きその寵愛を失ったため、新たな王としてダビデを見出したからだとされている。
宮廷に出仕したのは悪霊に悩まされていたサウルを慰めるため、竪琴の名手だったダビデが仕えるようになったという説と、ペリシテ人で最強兵士の巨人ゴリアテを倒したことで認められたからだという説がある。