多摩美術大学グラフィックデザイン学科1,2年生の基礎授業プログラム「デッサン」の課題作品発表展をGDプレゼンテーションルームにおいて開催した。
今回で7回目を迎え2017年4月11日-22日の間「Dessin-7 多摩美百景-4」をテーマとし、大学構内の風景をテーマにしたがって各自研究した成果発表である。
学生たちは実践によってのみ獲得できる。
告知ポスターデザインは「課題:樹木 / 長谷川等伯 – 松林図」からインスパイアされ、湿度の高い森林に漂う空気とそこにまとわり着く鈍よりした湿気を現すことを試みた。
あくまでもダルトーンの色調を配し体感したかのようなイメージを求めた。
しかし、その感覚に共感するには、みる側の豊かな経験や文学的な素養も必要かもしれない。